カテゴリ:しる( 334 )

 日本一の高さになる「東京スカイツリー」が話題になっていますが、かつて対馬に日本最高の建造物があった事をご存知ですか?今日「スーパーモーニング」(テレビ朝日系列)でも放送されましたが、ご覧になっていない方の為に紹介します。
 「オメガ塔」。その高さはなんと455メートル!上対馬町の舟志(しゅうし)湾に突き出た半島の突端にあり「東洋一の電波塔」と言われていました。残念ながら解体されましたが、まだ現在かろうじて国内で最高記録の建造物です。
 「オメガ塔」は、10Kwのオメガ電波(超長波VLF)を発信し、航行する船に現在位置を知らせる施設で、1975年に海上保安庁が設置。世界中で8局、アメリカ・ノルウェー・オーストラリア・アルゼンチンなどに置かれ、アジアでは対馬ただ1か所のみ。
 人工衛星を使ったGPS(全地球航空測位システム)の普及でその役目は終わり1998年に解体。対馬住民にとっては遠い所からも見える目印として親しまれていた塔でもあり、その跡地は翌年「オメガ局跡地公園」として整備されました。高さ約10メートルの鉄塔基部や直径約3メートルの鋼管、塔と地上を結ぶワイヤをつないでいた碍子(がいし)がモニュメントとして展示されていて、当時の塔の巨大さを思わせます。
 東京タワーは高さ333メートル。2011年12月に完成予定の「東京スカイツリー」は完成時は634メートル。現在は438メートルですが、まもなく「オメガ塔」の記録を抜きます。
 「オメガ塔」については8月25日長崎新聞に掲載され、今日はテレビでも紹介されました。日本中の関心を集めながら建設中の「東京スカイツリー」をきっかけに、対馬の「オメガ塔」にも注目が集まっています。
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   当時の「オメガ塔」。まるで青い空に突き刺さっている様です。
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by tsushimafukuoka | 2010-08-31 16:12 | しる

 九州国立博物館には対馬藩宗家が残した文書などが収蔵されています。その数なんと14,741点。うち14,078点は国の重要文化財に指定されています。現在、九州国立博物館では文化交流展示室において、「対馬宗家図書と木印」などを展示しています。対馬藩が活躍した時代をうかがい知ることができる貴重な資料。また1階のミュージアムショップでは木印などをデザインしたクリアファイルやポストカード、メモ用紙などを販売中です。福岡市役所職員の方の名刺には、志賀島で発見された国宝「金印」(漢倭奴国王印)の印影がデザインされています。重要文化財である「為政以徳」印。対馬の活性化に利用できそうな気がしませんか。
※為政以徳・・・「論語」の言葉。「政(まつりごと)を為(な)すに徳(とく)を以(も)ってす」の意味。
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クリアファイル、メモ用紙などお土産にどうぞ!

九州国立博物館 福岡県太宰府市石坂4-7-2  電話092-918-2807(代表)
九州国立博物館ホームページ 「対馬宗家文書の世界」 http://www.kyuhaku-db.jp/souke/
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by tsushimafukuoka | 2010-08-27 12:53 | しる

 第4回『「対馬学」への招待』を開講。7月18日日曜日晴天。暑いなか、これまた熱い歴史ファン・対馬ファン約70人がアクロス福岡に集いました。
 講師にお招きしたのは嶋村初吉さん。本業は西日本新聞記者ですが、西南学院大学非常勤講師、九州の中の朝鮮文化を考える会代表、アクロスの福岡文化誌編纂委員会委員、宮本常一を語る会主幹世話人、釜山にある釜慶(ぷぎょん)大学校・東北アジア文化学会の日本側理事など幅広く活躍されている方です。また嶋村さんは平成6年から現在までの16年間で、なんと65回も対馬を訪れる程の熱烈強烈な対馬ファン!!「対馬は私の第2の故郷だ」と対馬市応援団のメンバーとしても活動されています。

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          「対馬を語り出したらやめられないんです」と嶋村氏

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              会場は熱気に包まれています。

 今回のテーマは、「日韓交流と対馬アリラン祭~対馬の中の朝鮮文化、通信使を中心に~」。
講演では、対馬が日韓の文化交流に大きな役割を果たしたこと、日韓交流の歴史、対馬に残る渡来文化の足跡、「宝の島」といわれる対馬の様々な魅力を解りやすくお話しいただきました。軽やかな語り口で、温かいお人柄が溢れる講演でした。
 受講者の皆さんは、対馬の地図を広げメモを取りながら熱心に耳を傾けていらっしゃいました。「有意義な時間でした。」「あっと言う間に時間が経ちました。」「解りやすくて楽しかった。」「ぜひ対馬に行ってみたい。」という嬉しい感想をいただきました。

 そこで、朗報!タイムリーなツアーを紹介します。嶋村初吉さんと一緒に対馬・韓国の朝鮮通信使ゆかりの地を巡る旅です。歴史ファンにとっては旅を楽しみながら先生の語りを間近で聴ける絶好のチャンス!お見逃しなき様。

● 文化財を通じて楽しむ日韓交流「嶋村初吉氏とめぐる朝鮮通信使の足跡を訪ねて」
● 日程      10月16日(土)~19日(火)3泊4日
● 問い合わせ先 西鉄旅行               TEL 092(525)1989
            有限会社かたらんね(担当:松山) TEL 092(823)1689

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by tsushimafukuoka | 2010-07-22 14:50 | しる

 第4回「『対馬学』への招待」を開講します!
今回は、8月7日(土)8日(日)の「厳原港まつり対馬アリラン祭」を前に、対馬の日韓交流史を通じて「宝の島」といわれる対馬の魅力を紹介します。
対馬ファン・歴史ファンの皆さん、ぜひご参加ください。
定員は70名です。先着順ですのでお早めの申し込みを!
電話・メール・FAXにて受け付けます。

講師:嶋村初吉氏(九州の中の朝鮮文化を考える会代表)
日時:7月18日(日)午前9時半受付開始 10時開講(11時半終了予定)
場所:アクロス福岡 2階 セミナー室2
受講料:無料


申込み・問い合わせ先 対馬市福岡事務所
       電話 092(481)6411  FAX 092(292)8786
       E・MAIL tsushima.f3@cap.ocn.ne.jp

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by tsushimafukuoka | 2010-06-21 09:51 | しる

 ツシマヤマネコの繁殖に取り組んでいる福岡市動物園では、園内の動物科学館において6月27日(日)まで「ツシマヤマネコ展」が開催されています。
 5月まで公開していたNo.3(動物園では名前ではなく番号で呼んでいます。)が高齢のため引退し、息子のNo.20に代替わりしたことを記念しての開催です。
 ツシマヤマネコの特徴や現状、赤ちゃんや獣舎の様子などが展示され、これを見るとどんな動物かという基礎知識が身に付きます。また来場記念としてオリジナルの絵はがきがもらえます。

 今度のお休みには、のんびり動物園を楽しんではいかがですか?
その際はツシマヤマネコ舎ものぞいて、ぜひぜひ本物にも会ってきてください。

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福岡市動物園
〒810-0037 福岡市中央区南公園1番1号 TEL:092-531-1968(総合案内所)
http://zoo.city.fukuoka.lg.jp/sisetsu/?page=syokuji


動物園応援サイト「福岡ZOO CHANNEL」ではツシマヤマネコの動画を見る事ができます。
http://fukuoka-zooch.jp/20091120_359.html(動物園のツシマヤマネコ)
http://fukuoka-zooch.jp/20091125_507.html(ツシマヤマネコの赤ちゃん)
http://fukuoka-zooch.jp/20091125_497.html(飼育員のツシマヤマネコ紹介)
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by tsushimafukuoka | 2010-06-11 10:17 | しる

 6月4日、福岡市東区のアイランドシティにある福岡ビジネス創造センターで、日韓の観光資源を活用してビジネスチャンスにつなげる「日韓ビジネスセミナー」が開催されました。興味深い提案があったので紹介します。
・日韓共同ドラマを製作、ロケ地をめぐるツアーで観光客を呼び込む。朝鮮通信使の時代を舞台に、韓国人のヨンギルと日本人のクミコが主人公のラブストーリーという設定。(実現の際は対馬もロケ地に名乗りをあげたいところです。)
・高齢化社会の先頭を走る日本の知識や経験をアジア各国に伝えるため、海外からの福祉施設視察をコーディネートする。(福岡の福祉施設には韓国からの視察が急増しているそうです。)
 などなど参考になりそうなアイディアをいただきました。
 日本企業を代表して発表された「有限会社かたらんね」は、これまでも対馬の旅行商品を作っていただき、今回は日韓の歴史遺産をテーマにシリーズもの旅行商品を企画。第2回では対馬に立ち寄っていただくことになっています。壮大でアカデミックなツアー商品の内容と催行予定日は次のとおりです。
第1回 西谷正氏とめぐる「江原道の歴史遺産を訪ねて」  8月21日(土)~24日(火)
第2回 嶋村初吉氏とめぐる「朝鮮通信使の足跡を歩く」 10月16日(土)~19日(火)
第3回 西田圭子氏とめぐる「朝鮮王朝宮廷料理を学ぶ、歩く、食す」 12月2日(木)~5日(日)
第4回 西谷正氏とめぐる「古都百済~遺跡と寺院と窯元と~」12月7日(火)~10日(金)

有限会社 かたらんね
http://www.kataranne.com/index.php?option=com_content&view=article&id=180
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セミナーには日本、韓国の大学、企業、学生が参加しました。
 
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by tsushimafukuoka | 2010-06-09 09:21 | しる

 “とんちゃん”で交流を始めた田川市の「田川ホルモン喰楽部」の方が、今月初めの「ひとつばたご祭り」で対馬においでになった際、「今度は、福岡県の五大祭りのひとつが田川市であるので是非」と声を掛けていただいたのでお邪魔してきました。
 正式には「風治八幡宮 川渡り神幸祭」といい、福岡県の無形民俗文化財第1号に指定された400年以上も続く伝統の祭りです。いわれなど詳しくはネットで調べていただくとして、2基の御輿と11基の山笠が男衆に担がれて川を渡っていく様は、「勇ましい」の一言に尽きます。また、山笠は造りが精巧でありながら、人が屋根の上に乗ってガブリ(山笠を前後に揺らすこと)を激しくやっても壊れない丈夫さに感激。「壊れたら造り直すのにいくらかかるだろう?」と思わず考えている自分が情けないですね。
 祭りと言ったらやっぱり露店です。神社の前には多くの露店が並んでいました。さすがに金魚すくいはしませんでしたが、焼そばやかき氷など、祭りならではの食べ物を楽しんできました。 (武末)

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          川に入りガブリをする山笠(左)
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by tsushimafukuoka | 2010-05-17 15:57 | しる

 とある交流会で知り合ったAさんは貿易関係の会社で働いていて、韓国に留学経験がありハングルは堪能、テコンドーは黒帯という才色兼備、文武両道の女性です。日韓交流にも関心があり、2月に開催した「対馬学への招待」にも参加していただいた大の韓国ファン。そんなAさんが対馬にぶらりひとり旅。対馬の感想などをインタビューしました。

 対馬は今回が初めて。大陸や朝鮮との交流の窓口だった対馬の歴史に触れたくて、万松院、歴史民俗資料館、雨森芳洲のお墓などを訪ねました。他にも烏帽子岳からの浅茅湾、石屋根などを対馬ならではの風景も。特に印象に残ったのは和多都美神社の神秘的な雰囲気。まさに「パワースポット」ですね。
 食べ物では、「ろくべえ」がすごくヘルシーで美味しかったです。もっと他の食べ方、たとえばタピオカみたいなスィーツにアレンジして食べるのも面白いかも。
車での移動だったんですが、島に来たはずなのに海が見えず、見える景色が山ばっかりだったのにはちょっと驚きました。でも対馬って島全体がまるで資料館みたいに、歴史を感じさせる物がそこかしこにあるのがすごいですよね。今度行くときは、もっと美味しい物も食べたいし、シーカヤックやトレッキングなどもやってみたいです。周りの人たちにも対馬をイチオシで推薦します。
 

 すっかり対馬ファンのAさん。楽しんでもらえて嬉しいですね。Aさんのお話に出てきたパワースポット、ヘルシー、スィーツなどを組み合わせて、女性が出かけたくなるような旅を演出しなければ!貴重なご意見をいただいたAさん。次は、国境マラソン、アリラン祭やチング音楽祭など夏のイベントでお待ちしています!

Aさんもおすすめのパワースポット。 和多都美神社の裏参道
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by tsushimafukuoka | 2010-04-26 13:41 | しる

 人といきものとの未来を考える生物多様性EXPO2010in福岡(主催:環境省)が2月26日から28日までマリンメッセ福岡で開催されました。対馬市からはツシマヤマネコ関連のブースを出展、佐護ヤマネコ稲作研究会の「ツシマヤマネコ米」、舟志地区と住友大阪セメントが取り組む「舟志の森づくり」、ツシマヤマネコ応援団などのツシマヤマネコの保護を目的とした取り組みを紹介しました。
 対馬の自然や生物に興味津々のみなさんが大勢来てくださいまして、ツシマヤマネコの説明だけでなく、「アキマドボタルを見に行きたい」、「ヒトツバタゴのベストシーズンは」、「バードウォッチングの資料は」、と様々な質問や要望をいただき、プチ観光案内所と化してしまいました。対馬の自然や生物が持つ癒しの要素を活かした「ネイチャーツーリズム」。コアな対馬ファンにはたまらない企画かもしれません。

マリンメッセ福岡にヤマネコ登場!
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ゆるキャラショーに「しまひこ」登場!
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by tsushimafukuoka | 2010-03-03 15:22 | しる

 第3回目の『「対馬学」への招待』を2月21日日曜日、アクロス福岡で開催、約70人の歴史ファンが集いました。講師にお招きしたのは写真家の仁位孝雄さん、県立長崎大学シーボルト校教授の徐賢燮(ソ ヒョンソプ)さんのおふたり。仁位さんは厳原町出身で元長崎県職員。対馬支庁長をつとめられ、現在は写真家として活躍。約20年前から朝鮮通信使をテーマに日韓両国の縁の地を撮り続け、2009年1月には両国の友好親善への貢献がみとめられ韓国外交通商部長官表彰を受章されています。また徐さんは福岡や横浜で総領事、駐ローマ法王庁大使もつとめられた元外交官で、1990年宮中晩餐会での盧泰愚(ノ テウ)大統領のスピーチの中で、対馬藩に仕えた雨森芳洲を取り上げ、当時日本の歴史からは忘れられた存在だった芳洲が大きく注目されるきっかけを作られた方です。

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       ↑仁位孝雄さん(写真家)

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       ↑徐 賢燮さん(長崎県立大学シーボルト校教授)
 
 今回のテーマである「日韓交流の歴史」を語るうえでこれ以上ない講師陣。仁位先生はこれまで各地で撮影された写真を交えて朝鮮通信使の足跡を紹介。徐先生はNHKの「クローズアップ現代」に出演された時のVTRをご持参いただき、江戸時代に先進的な国際感覚を持っていた雨森芳洲についてお話しいただきました。
 受講者からは「時間が非常に短く感じられた有意義な講演でした」という声を多くいただき、歴史のジャンルには根強いファンがいると実感。朝鮮通信使や雨森芳洲が果たした役割を大きなホールでもっとたくさんの方に聞いていただくこともできるのではないか。また「対馬学」を日本だけでなく韓国の方にも聞いていただくことにより、現代の日韓のパートナーシップ構築に寄与できるのではないか。お二人の講演を聞きながらそう考えました。
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by tsushimafukuoka | 2010-02-23 15:41 | しる