写真で綴る「対馬学への招待」対馬を歩く(1日目)

 11月6日、7日に対馬学始まって以来、初の対馬ツアーを実施し、16名の参加をいただきました。
 出発の朝はあいにくの雨模様。博多港よりジェットフォイルで一路対馬へ。
厳原(いづはら)では最後の朝鮮通信使来日200周年記念イベントの開催中で、朝鮮通信使行列や国書交換式の再現を見る事ができました。
講師は郷土史家の小松津代志さんにお願いしました。訪れた順番に紹介します。

対馬藩お船江跡
 藩船を停泊する為の入江で5基の船着き場があります。石積みの突堤を対岸から見ることができます。ここから釜山、博多、長崎などへ航海したということ。静寂のなか、思いは江戸時代へ。

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西山寺
 対馬藩主宗氏の対朝鮮外交機関「以酊庵」(いていあん)が置かれていた所。朝鮮外交に尽力した僧、景轍玄蘇(けいてつげんそ)の像を特別に公開していただきました。

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長崎県立歴史民俗資料館
 『文化8年朝鮮通信使対馬易地聘礼200周年記念朝鮮通信使特別史料展』の開催中(11月27日まで)。通信使饗応料理のレプリカ、倭館の模型、通信使行列絵図、小西行長の馬鞍、朝鮮国王からの国書など、初めて見る貴重な展示物に釘付けです。

朝鮮通信使行列と国書交換式の再現
 心配していたお天気も何とか回復!遠くからラッパやかねの音が聞こえ、朝鮮通信使行列がやってきました。色とりどりののぼりや衣装、そのなんと華やかなこと!

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 その後、朝鮮通信使が最後に来島した200年前の「国書交換式」が再現されました。朝鮮側国使と日本側上司が互いに向き合い『善隣友好』の国書を交わすおごそかな雰囲気の儀式でした。

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万松院(ばんしょういん)
 対馬藩主宗家の菩提寺。朝鮮国王から贈られた三具足(みつぐそく)や徳川歴代将軍の位牌を見る事ができます。
 墓所、御霊屋(おたまや)へと続く百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる石段は、しっとりと歴史を感じさせる雰囲気です。

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             桃山様式の山門

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             苔むし、落ち葉散り敷く百雁木。

厳原まちあるき(厳原八幡宮―藩校日新館門―武家屋敷跡―半井桃水館)
 城下町厳原には、いたるところに歴史の深さを感じさせるものがあります。

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     旧日新館門。もとは対馬藩守宗氏の中屋敷門でしたが、藩校日新館に用いられました。

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    厳原を歩くとあちこちに風情のある石垣塀が残っています。
 

 2日目については明日のブログで紹介します。乞うご期待。
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by tsushimafukuoka | 2011-11-24 14:46 | しる