永留久恵先生の出版記念パーティー

郷土史研究の重鎮、永留久恵先生が、7月31日に『対馬国志』を出版されました。地元対馬、そして東京に続き、9月12日に福岡でも出版記念パーティーが開催され、遠くは関西、韓国から、約80名もの方々が集まりました。各地の記念パーティーも盛況だったと聞いていますし、改めて、その功績の大きさに触れた思いがしました。御年89歳の永留先生ですが、まだまだ研究は続けられるそうで、これからもお元気で、後進たちへ、その道を照らしていただきたいと思います。


『対馬国志』 永留久恵著 「対馬国志」刊行委員会発行
全3巻 A5判 9,400円

○第一巻 原始・古代編 ヤマトとカラの狭間で活きた対馬
今の日本で自分の住む土地にコンパスの軸を据えながら、アジア的展望のもとに地域史を描ける人はごくわずかであり、永留氏はそのなかでも傑出している。しかも原始・古代にはじまり筆は現代に及んでいる。ぼくは『対馬国志』は21世紀が生み出した至宝になるとみている。(森浩一・同志社大学名誉教授)

○第二巻 中世・近世編 武門の興亡と対馬の交隣
鎌倉時代の二度にわたるモンゴル襲来、南北朝時代の和冦の根拠地、室町時代の対朝鮮外交、戦国時代の文禄・慶長の役後の対朝鮮との国交回復交渉での宗氏の役割、近世における朝鮮通信使問題、鎖国時代の対朝鮮貿易の展開等、多くの歴史展開の舞台となっている。(瀬野精一郎・早稲田大学名誉教授)

○第三巻 近代・現代編 戦争と平和と国際交流
親善友好な対外関係のど真ん中にある対馬の近・現代史について、本書は、分かりやすい詳細な論述と説明を用いて、対馬に対しての我々の理解を深めてくれる。国際化・世界化している今日だからこそ、求められるべき書籍ではないかなと思うのである。(鄭永鎬・檀国大学校教授(韓国))

「対馬国志」刊行委員会
〒817-0012対馬市厳原町日吉265-2 永留史彦方
TEL・FAX/0920-52-5230

会の最後にスピーチをされた永留先生。
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会場で展示・販売されていた『対馬国志』。
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by tsushimafukuoka | 2009-09-14 14:45 | みる