韓国観光公社の支社長によるミニ講座

23日、西日本新聞社の記者、嶋村初吉(しまむらはつよし)さんがお見えになりました。嶋村さんは、『朝鮮通信使の光と影』(梓書院、2009年4月1日発行)など、対馬に関する書籍数冊を執筆されている方で、西南学院大学の非常勤講師もされています。(ちなみに、「対馬市応援団」のメンバーのおひとり)。西南学院大学の学生さんたちに対馬のパンフレットやマップを配布したいということで、わざわざ取りに来てくださいました。

嶋村さんは韓国観光公社の支社長と面識があることから、「近所だし、一緒に挨拶に行きましょうよ」ということになり、阿比留と私(早田)を引き連れて(武末は来客対応中)、いかにも記者らしく早足で現場に案内してくれました。(ついていくのに精一杯。お歳ははるかに上のはずなのに…。とにかくまあ饒舌だし元気なおじさま)。

韓国観光公社のエントランスは、ざっと幅5~6メートルの極彩色のガラス窓が張り巡らされ、思わず「うわー、素敵ー!」と声を上げてしまいました。朝日ビルというお堅いめのオフィスビルにおいては、かなり異彩を放ったテナント。中に入ると、チマチョゴリで民俗舞踊を踊っている、高さ30センチくらいの人形たちが並んでお出迎えしてくれました。ほか、韓国の磁器やパッチワーク「ポジャギ」(かわいい!)などの民芸品がディスプレイされ、閲覧用の書籍類やパンフレットが並び、そして、やはりというかなんというか、韓流ドラマが大型の液晶テレビで放映されていました。

奥のオフィスでは、プサン出身の女性、次長のソルさん、そして支社長のキムさんが、突然の来訪にもかかわらず、丁寧に対応してくださいました。(もちろん日本語ペラペラでかなり博識な方々)。福岡事務所は何をするところなのか、メンバーそれぞれの役回りなどについて質問を受け、回答させていただきました。

それから、キム支社長による、日本と韓国を取り巻く古代アジア史についてのミニ講座とも言えるようなお話しが始まり、思いのほか長く、そしてかなりディープなところまで語っていただきました。韓国で西暦42年におこり、500年ほど栄華を極めた「加邪(かや)」は、九州にとても縁があり、北部九州で「唐」とつく地域は、「加邪(かや)」の人々が渡来した場所なのだそうです。この「加邪(かや)」さえも知らない私は、「あなた、本当に何も知らないですね!古代アジア史を知らない日本人は本当に多いんですよ…」と軽く注意を受けてしまいました。

あらら…。という訳でお薦めの著書などを紹介いただきました。北部九州、特に対馬におけるグローバリズムは、今に始まったことではなく、むかーしむかーしからのことで、改めてそこらへんをちゃんと知っておかないといけないと思った次第でした。


韓国観光公社のロビーにディスプレイされていた凧とお面
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by tsushimafukuoka | 2009-04-24 15:13 | しる